取捨選択【チェルシー×マンチェスター・シティ】
チェルシーはFA杯の準決勝でマンチェスター・シティと対戦。
グアルディオラvsトゥヘルの対戦としても注目を集めました。
先発はケパ、アスピリクエタ、チアゴ・シウヴァ、リュディガー、ジェームズ、ジョルジーニョ、カンテ、チルウェル、ツィエク、ヴェルナー、マウント。
キーパーにケパというのが興奮しますね。
ペップも、ここでステッフェンを起用しなければ、私はチームを失う。という表現をしたようで。
2ndキーパーも自分の出番がある、自分の力で勝ち進んできた大会という意識を持ててモチベーションに繋がりますね。
前半は緊張感の漂う好ゲーム。
ジョルジーニョとカンテの受ける位置と、ワンタッチでWBにはたくか、ターンして前を向くかの判断が素晴らしかったです。
ディフェンスラインもチアゴ・シウヴァを中心にマウントやツィエクにつけるパスや逆サイドへのロングボールなど、真っ向からシティのプレッシングをかわして前進する姿が頼もしかったです。
後半はカウンターで抜けだしたヴェルナーからツィエクで先制。
前半はオフサイドになりましたが、狙っていた形で点が取れました。
ヴェルナーは得点の少なさを指摘されることもありますが、スピードを活かしたカウンターの起点、アシストでの貢献はかなり大きいですね。
その後は4つのコンペティションを残すシティが、プライオリティはあくまでもCLという姿勢が垣間見える采配だったこともあり、そのまま逃げ切りに成功。
マフレズやジンチェンコ、ベルナルド・シウヴァといったカードを切られていたら、チアゴ・シウヴァを欠いたあと、より厳しい攻撃に晒されていたと思います。
リーグはほぼ確実。カップ戦2つは犠牲にしてもCLを獲る覚悟のようで。
逆にチェルシーは試合後のガッツポーズなどから、少なくともFA杯は。と考えているようですね。
リーグは4位を確保し、FA杯を制覇。
そしてCLファイナルで、今度は本気でシティとぶつかり合いたいですね。
それでは。