上下左右【名古屋グランパス×大分トリニータ】
J1第30節。グランパスは大分トリニータに1-0で勝利し、マッシモ・フィッカデンティのJ1通算100勝と、J1新記録の19試合無失点を達成しました。
3-4-3のトリニータに対して、グランパスは4バックと5バックの可変システムを採用。
左SHで起用された森下が、守備時はSBの位置まで下がり、5バックで対応しました。
横浜FC戦では攻撃時に3トップ+両ウイングバックの5人で幅を使ってくる相手に対して4バックで対応できずに敗れました。
その後、同じく3-4-3を採用する札幌戦では、右SBに宮原、右SHに森下を起用。
守備時は森下も下がって5バックで対応し、勝利しています。
今回も同様に、守備時に5バックにすることで、相手の攻撃に対応できました。
運動量が豊富で、SBとSHを左右でプレーできる森下は、戦略の幅を広げてくれましたね。
いくつも決定機に関わり、本人も早くゴールが欲しいところだと思います。
また、同じく数字に表れない貢献をしている前田や柿谷にも、得点を取らせたいですね。
守備では長澤の高さに苦戦し、ピンチを迎えるシーンもありましたが、ランゲラックを中心に流石の対応で19試合目のクリーンシート。
ミンテの負傷は心配ですが、木本や藤井の存在も心強いですね。
1週間あけてまた4つのコンペティションを戦う過密日程が続きますが、タイトルへの期待は高まってきます。
コンディションを維持している稲垣やマテウス、吉田には頭が上がりません。
いい形でシーズンを終えられるように、リフレッシュしてほしいですね。
それでは。