7年ぶり【チェルシー×ポルト】
1st legを2-0で制し、アウェイゴールのアドバンテージを得ています。
先発はメンディ、アスピリクエタ、チアゴ・シウヴァ、リュディガー、ジェームズ、カンテ、ジョルジーニョ、チルウェル、プリシッチ、ハヴェルツ、マウント。
前線の組み合わせは快勝したパレス戦と同様です。
試合は守勢に回る時間が長かったですね。
マウントやプリシッチに訪れたチャンスを仕留めることができれば楽だったけど、結果的には1st legでチルウェルが決めた2点目がものを言うことになりました。
失点したときのメンディのリアクションが印象的でしたね。
勝ち抜け云々ではなく、GKは失点を嫌うもの。
長くプレーしてクラブの偉大なGKになってほしい。
準決勝の相手はレアル・マドリードに決まりました。
難しい相手ですが、相手にとっては今のチェルシーもまた難しい相手なはず。
しっかり準備して、決勝を目指したいですね。
それでは。
オプション【大分トリニータ×名古屋グランパス】
クラブ記録の開幕6連勝に続いて、今度はJリーグ新記録の8試合連続無失点!
前節までの2試合連続0-0には攻撃面での不安を覚えましたが、守備面は盤石ですね。
先発はランゲラック、成瀬、木本、丸山、吉田、長澤、米本、マテウス、齋藤、前田、山﨑。
進之介と稲垣をベンチに置き、あらためてマッシモが今シーズンを総力戦で乗り切ろうとしていることが伝わります。
しばらく試合から離れていた成瀬も2戦連続で先発です。
試合はマテウスの見事な突破から山﨑。
さらには相手のオウンゴールで2-0。
後半は守備をしっかり固めて、ラストは待望の柿谷。
移籍後初ゴールを決めて、エンブレムをタッチ、客席への一礼は痺れましたね。
この試合で感じたのは、3バック(5バック)がはまるんじゃないかな。ということです。
3バックになってから、木本が前にアタックしてボールを奪うシーンや、柿谷のゴールシーンに繋がった成瀬のインターセプトなど、ディフェンスラインが前向きにボールを奪うシーンがいくつか見られました。
4バックに比べて、カバーがしやすいことから、前へ前へという守備がしやすくなると思います。
進之介なんかは、特に得意なプレーですよね。
成瀬や吉田も前向きに奪ってカウンターの起点になることが増えると思います。
森下の出番も増えるでしょう。
また、マテウスや前田は、サイドの守備で低い位置まで下がる必要が、今ほどはなくなるのではないでしょうか。
ショートカウンターに備えた位置取りとエネルギーが残せると思います。
終盤の守備固めのためでなく、是非、スタートから使うオプションとしてマッシモに検討していただきたい。
それでは。
即時奪回【クリスタルパレス×チェルシー】
前節ウェストブロムに敗戦して5位に転落したため、4位フィニッシュには負けられない状態です。
先発はメンディ、アスピリクエタ、ズマ、リュディガー、オドイ、ジョルジーニョ、コヴァチッチ、チルウェル、マウント、ハヴェルツ、プリシッチ。
チアゴ・シウヴァの出場停止に加えて、クリステンセンもハムストリングに問題を抱えたようです。
試合は前半の立ち上がりから早いパスワークと奪われた後の守備の早さでチェルシーが支配。
8分にハヴェルツ、10分にプリシッチがネットを揺らし、さらにズマのヘッドで前半で3-0。
トゥヘル監督になって初の3得点以上が前半で決まり、安心して観ていられる試合となりました。
後半はベンテケに1点を返されましたが、プリシッチがダメ押し。
4-1で勝利し、暫定ですが4位を取り返すことに成功しました。
残り7試合での4位以内フィニッシュと、CL、FA杯でタイトルを狙いたいですね。
エイブラハムの奮起に期待したいです。
それでは。
バウンスバック【ポルト×チェルシー】
2-5というショッキングな敗戦となったWBA戦後、練習でのトラブルも報じられ、雰囲気が心配されました。
先発はメンディ、アスピリクエタ、クリステンセン、リュディガー、ジェームズ、ジョルジーニョ、コヴァチッチ、チルウェル、マウント、ハヴェルツ、ヴェルナー。
チアゴ・シウヴァは再びベンチからのスタート。
前半10分頃から、押し込まれる展開になりました。
危ないシーンもありましたが、メンディとディフェンスラインがなんとか踏ん張ります。
そして先制はメイソン・マウント。
華麗なターンで、インターセプトを狙った相手と見事に入れ替わりました。
苦しい局面も打開してくれる、頼もしい男になりつつありますね。
かつてのレジェンドたちの姿が浮かびます。
後半も押され気味の展開が続き、チアゴ・シウヴァとカンテの投入でなんとかこのままと思った終盤、追加点を挙げたのはチルウェル。
コヴァチッチのパスはカットされましたが、死角からトラップ際を狙ってそのまま独走。
準決勝を大きく引き寄せる2点目となりました。
WBA戦の敗戦から立ち直りと、我慢の時間を凌いで結果を手入れる、メンタルの強さを見せてくれました。
戦術家でありモチベーターであるトゥヘル監督に、長くチームを率いてほしいですね。
それでは。
リスクを取らざるリスク【湘南ベルマーレ×名古屋グランパス】
今季のマッシモは多少のターンオーバーを採用するようで。
ランゲラック、成瀬、中谷、丸山、吉田、稲垣、長澤、マテウス、柿谷、相馬、山﨑。
成瀬が先発に戻ったのは嬉しいですね。
ベンチには阿部ちゃんです。
立ち上がりから惜しいシーンは作れていましたが、相手に退場者が出てからは物足りなかったですね。
リスクを取らないこともまたリスク。
取れたはずの勝ち点2を失ったという感覚です。
目標が残留ならこれでいいですが、優勝を狙うなら、リスクを冒して勝ち点3を取りに行く姿勢が必要だと思います。
0-0を良しとするようでは、川崎の背中はジリジリと遠のきます。
引いた相手から点が取れるのか。
神戸戦あたりから感じていた危機感ですね。
サポーターとしても、もう少し強気のチームがみたいです。
奮起を期待しましょう。
それでは。
初黒星【チェルシー×ウェスト・ブロム】
チェルシーの代表ウィーク明けはウェスト・ブロムと対戦。
代表戦の疲労とミッドウィークにあるCLも見据えてか、メンバーは少し変えてきました。
メンディ、アスピリクエタ、チアゴ・シウヴァ、ズマ、ジェームズ、ジョルジーニョ、コヴァチッチ、アロンソ、プリシッチ、ツィエク、ヴェルナー。
試合はマルコス・アロンソのFKがポストに当たったところをプリシッチが押し込んで先制しましたが、直後にチアゴ・シウヴァが退場。
ヨクシュルに対して深く入ったシュートブロックが2枚目のイエローカードとジャッジ。
厳しい判定なうえ、立ち上がりの1枚目も含めて味方のビルドアップのミスを尻拭いする形となり、復帰初戦は消化不良となってしまいました。
前半アディショナルタイムにはペレイラに2発お見舞いされ逆転を許すことになります。
2点目のシーンもビルドアップのミスを突かれましたね。
人数、時間を考えると簡単にプレーしてもよかったと思いますが、後の祭り。
後半も数的不利を挽回することはできず、結果は2-5。
トゥヘルは初黒星、手痛い敗戦となりました。
コヴァチッチの奮闘が目立ちましたが、そのほかに逆境を跳ね返す気配があまり感じられなかったのが残念です。
ポルト戦に向けて雰囲気が悪くならないよう、立て直したいですね。
それでは。