噛み合わせと切り札【横浜FC×名古屋グランパス】
だいぶ間を空けてしまいました。
Jリーグもですが、このブログのことですね。
チェルシーはCLで優勝し、グランパスはACLを勝ち抜き、オリンピックは4位に終わりました。
オリンピックはけっこう時間をとって観ることができました。
フェンシングや体操、女子バスケが印象に残っています。
サーフィン、スケートボード、クライミングの新しい風も巻き起こりましたね。
早くも来年は冬季オリンピック、そしてW杯。
楽しみです。
さて、再開したJリーグ。
フィッカデンティは鬼の相馬先発起用。
オリンピックでも一定のインパクトを残した相馬。
得意なことと、そうでないことがはっきりした選手だと思いますが、得意なことであそこまで通用すれば立派なもの。
今後の更なる活躍に期待です。
4-2-3-1と3-4-2-1では、サイドで2対3の状態になります。
横浜FCはその優位性をしっかりついて来ました。
サイドから順に空いたスペースをつかれ、CBが引っ張り出されるシーンが多かったですね。
逆にグランパスは5-4-1のブロックを崩せず。
誰かが5-4のライン間でボールを受けて3バックの1枚を引っ張りだし、別の誰かがその裏を狙う。
こんなシーンが見たかったし、それができるのは阿部と柿谷だったんじゃないかと思います。
今シーズンの阿部ちゃんの扱いは本当に疑問ですね。
最後のカードが藤井のパワープレーでは、ちょっと寂しいです。
川崎に連敗したあと強く思いましたが、攻撃にフォーカスして欲しいと思います。
守ろうと思って守れることはシーズン前半で十分わかりましたし、守れるだけでは上位に食い込めないことも十分に分かったはずです。
今シーズン残り、別の戦い方を身につけてほしいですね。
それでは。
リターンマッチ【チェルシー×レスター・シティ】
FA杯決勝から中2日での再戦となったチェルシーとレスター・シティ。
チェルシーは引き続きジェームズが最終ライン、アスピリクエタが右のWBに入ります。
チルウェルやマウントは前半に訪れた決定機を活かすことができず、ヴェルナーはオフサイドとハンド。
このままだとまずいのでは、、と思いましたが、CKからリュディガーで先制。
さらにヴェルナーがゲットしたPKをジョルジーニョが冷静に決めて2-0。
終盤に1点を失いましたが、逃げ切ってリベンジに成功しました。
これでレスターとの順位を入れ替えて3位に浮上。
敗れていれば5位に転落する可能性もあったため、大きな勝利ですね。
ただ、メンバーを外れたハヴェルツ、前半で交代したカンテのコンディションが気になります。
また、まだ本調子ではないコヴァチッチや離脱中のクリステンセンも心配です。
今シーズン残り2試合、いい形で締め括るためにも、できるだけ多くの選手にコンディションを整えてほしいです。
それでは。
フットボール【チェルシー×レスター・シティ】
週末にFA杯の決勝が行われました。
ウェンブリーに2万人を越える観客を集めて、久しぶりにチャントやブーイングの聞こえるスタジアム、選手のインテンシティも高い試合となりました。
やはりフットボールは観客がいてこそと思わされますね。
日本でも早く満員のスタジアムで観戦できる日が待ち遠しいです。
さて、試合は決勝に相応しく緊張感が漂い、サポーターに押されてインテンシティが高くなりました。
悔しい結果となりました。
チルウェルの飛び出しからゴールが決まったときは両手を突き上げましたが、僅かな差で泣くことになりましたね。
チアゴ・シウヴァのボールは流石の精度。
その後、ロングボールを蹴らせないよう前に出たレスターの気迫も見事でした。
ヴァーディーのスピードを意識した並びとなりました。
ジェームズは役割を果たしたと思いますが、特長は発揮できなかったと言えるでしょう。
先日のマン・シティ戦ではWBで活躍しただけに、勿体ない起用だったと感じます。
これで残りは3試合。
アーセナルに敗れたリーグでも、次節のレスター戦がCL権の4位争いに直接影響します。
肩を落とさず、立て直してほしいですね。
そして今日見せつけられたレスターの感動的なセレブレーション。
シーズンの最後に喜びを爆発させるのは、チェルシーであってほしいものです。
それでは。
前進あるのみ【清水エスパルス×名古屋グランパス】
完敗した鹿島戦からの立ち直りを目指す一戦。
ベンチにはフィッカデンティが戻ってきました。
試合はシャビエルが持ち味を発揮し、前線の起点になってくれました。
鹿島戦後にふれたように、前線に時間を作れる選手がいればディフェンスラインが上がり、それによって前への守備が増え、ショートカウンターに繋がりますね。
悪いときのシャビエルは必要以上に下がってボールをもらいに来てしまう印象でしたが、今日はほとんど降りてきませんでした。
丸山、進之介ともにビルドアップは得意なのでシャビエルは前の仕事に徹してくれるとチームとして機能しやすいかと。
今まで単騎で持ち上がる以外の選択肢を持ちづらかったマテウスと相馬も、柿谷やシャビエルと連携することができていました。
柿谷、マテウスにゴールが生まれ、クリーンシートと、内容、結果ともに素晴らしかったです。
あとは成瀬、決めてほしかったですね。笑
マテウスがボールを出してから時間があったので、「あ、これ、初ゴールやん!」って思ったでしょうね。
何も考える暇もなくシュートに行くようなタイミングだったら枠には飛んだかも知れません。笑
ただ、攻守に素晴らしかったですね。
和也、森下とのポジション争いに負けず、ファーストチョイス。
将来の代表入りも夢じゃないと思ってしまいます。
シャビエルの活躍をきっかけに、阿部ちゃんも出番を増やしてほしいですね。
時間を作る、周りと連携する仕事は彼にもできるはずです。
それと、今日はベンチ外となった山﨑も、必ずチームに必要です。
気を落とさず、自分の強みを活かして闘う姿をまた見たいですね。
それでは。
フォーカス【名古屋グランパス×鹿島アントラーズ】
セレッソ大阪戦でボールを持つ意識が改善されましたが、今節は。。
鹿島の高い位置からのプレスに終始圧される展開になってしまいました。
ボールを持って前を向けるはずのディフェンスラインですが、奪ったボールを悉く前に繋げませんでしたね。
内容的にも結果的にも打ちのめされそうですが、何を目指すのか、取り組みが見たいです。
ラインは高く設定し、奪ったボールを速く前線へ持っていくのがフィッカデンティのグランパスが持つ強みだと思います。
まずラインを下げすぎないようにしたいですね。
それから、ボールを持ってどう攻撃するかもあらためて見つめ直す必要があると思います。
シャビエルや阿部ちゃんの起用など、マテウスや相馬にはない特長がほしいです。
前線でボールが持てれば、ディフェンスラインも高くすることができるので、結果、一番得意なショートカウンターが増えると思います。
川崎戦後にも強く思いましたが、目先の結果ではなく進化を目指してほしいです。
守備に徹したときに結果を手にできることは証明できました。
先に失点したときやボールを持たされたときに何ができるか。
自分たちがどうやって点をとるのか。
ここに注力してほしいです。
その成果を出したうえで、存分にウノゼロで勝ちまくりましょう!
それでは。
ストライカー【マンチェスター・シティ×チェルシー】
チェルシーはプレミアリーグでマンチェスター・シティと対戦。
CL決勝での対戦が決まった直後に前哨戦となりました。
お互いにメンバーを落としての一戦。
FA杯でもペップはあくまでCLに拘る采配を選択しており、シティのCLへの本気度が伺えます。
一方のトゥヘルもチアゴ・シウヴァ、チルウェル、マウントをベンチから外しています。
試合は前半終盤にシティが先制。
失点以上にクリステンセンの負傷が痛かった。
ハムストリングのようなので、今シーズンは絶望でしょうか。
チアゴ・シウヴァ、アスピリクエタに残りのシーズンでアクシデントがないことを祈るばかり。
その直後にPKを献上。
肩を落としかけましたが、メンディがアグエロのパネンカをセーブ。
これで後半に繋がりました。
同点ゴールはロドリを囲んでのショートカウンターからツィエク。
逆転はアディショナルタイムにヴェルナーからアロンソ!
ジェームズがサイドで躍動しました。
推進力とキックの精度、サイドでの仕事に徹したら強いですね。
クリステンセンがダメなら、彼の好調はアスピリクエタにシーズンの最後でフル稼働してもらうための好材料です。
それと、オドイもオフサイドになりましたがネットを揺らし、逆転の起点になるなど、ポジティブな活躍でした。
アロンソ、ギルモアもそうですが、出場機会の少ない選手からも好調を感じるのは嬉しいばかり。
あとはエイブラハムに期待したいのですが、、
いずれにせよこの試合をものにしたことで3位に浮上。
来季CL権をぐっと手繰り寄せ、チームとしても2つのタイトルチャレンジに集中できる状況ができつつあります。
残りシーズン、楽しみですね!
それでは。
費用対効果【名古屋グランパス×セレッソ大阪】
川崎フロンターレに連敗後、どう立て直すかが注目されるグランパス。
セレッソ大阪と対戦です。
自慢の守備を川崎に破壊され、この道の先にタイトルが待っているのか、あらためて考える必要に迫られたと思います。
2021明治安田生命 #J1 第13節「vs #セレッソ大阪(@豊田スタジアム 15時KO)スターティング11
— 名古屋グランパス / Nagoya Grampus (@nge_official) 2021年5月8日
GK#ランゲラック
DF#丸山祐市#中谷進之介#森下龍矢#吉田豊
MF#米本拓司#稲垣祥
FW#柿谷曜一朗#山﨑凌吾#相馬勇紀#マテウス
▶️https://t.co/olsymYfnKL
Powered by #豊田通商#母の日#grampus pic.twitter.com/rq2JQUXnlP
森下を先発で起用してきましたね。
今シーズンは2試合の途中出場に留まっていましたが、2試合ともビハインドを負った試合で出場し、流れを引き寄せていました。
対人守備に特長のある和也、ビルドアップで出し手として特長のある成瀬。
森下はもっと高い位置に出たときのダイナミックさに特長があります。
風間時代から、グランパスはCB2枚+CH2枚でビルドアップをしていたと思います。
この試合では米本が下がり、柿谷も下がるというシーンが多く見られました。
これによって、SBは高い位置を取ることができるので、森下の特長を活かそうとしたのかなと。
吉田の得点もこの意識から生まれたとも言えるでしょう。
上下動が増える柿谷に一層負担がかかりますが、、
いずれにしても、ボールを持ってゲームを動かそうという取組みが見られたのは好印象でした。
突きつけられた課題から目を背けず、向かい合って改善してほしいです。
それでは。