完成度【鹿島アントラーズ×名古屋グランパス】
ルヴァン杯準々決勝、1st legをホームで2-0と先勝したグランパスはアドバンテージを持って2nd legに臨みました。
5バックも想定できましたが、4-3-3でスタート。
木本はアンカーでした。
5バックか、木本をアンカーの4-3-3かも?
— pp (@SbvPp) 2021年9月5日
2-0を意識しすぎず、アウェイゴールを先に取ってトドメを刺してほしい! https://t.co/gvnvb81Lpp
しかし、三竿とピトゥカにプレスがかからず、ライン間で受ける荒木を捕まえられません。
15分に荒木、16分に永戸の立て続けの決定機で失点していれば、1点差でわからなくなるところでした。
柿谷の負傷で中断した時間に、長澤を左に出して4-4-2に修正。
直後にマテウスから稲垣で先制。
1st legで成瀬に出したボールに続いて、今回もミンテのボールが見事でした。
柿谷の負傷は心配ですが、グランパスとしては落ち着きを取り戻し、修正するための時間、アントラーズは攻勢を強める中での痛い中断。
この時間が勝敗を分けたと言っても過言ではありませんね。
後半、鹿島がエヴェラウドを投入し、上田との2トップにしたのをみたマッシモは、早いタイミングで森下と米本を投入。
木本を残す選択肢もあったと思いますが、5バックの右CBとしては、宮原が信頼を得ているようですね。
5人並んだ最終ラインは、前へのチャレンジがしやすくなり、ライン間の受け手に対しても出足が良くなりました。
それでもチャンスを演出した荒木は脅威で、今後は海外挑戦や代表にも絡んでくる逸材だと思います。
以前、大分戦で採用されたときにも書きましたが、5バックの長所は守備面だけでなく、攻撃面にも。
サイドハーフの守備の負荷が減るため、奪った後に前田やマテウスが早く前に出ることができます。
追加点は前田の抜け出しから生まれました。
4バックではおそらく守備面でマッシモの信頼がまだ足りてない森下も、5バックでは1番の適任です。
吉田は攻撃参加をせず、森下が上がって4-4-2にする指示が出ていたかもしれませんが、駆け上がる馬力は見事。
クバがボールを収めてくれるので、5-4-1の完成度は高まっていると思います。
是非ともスタートから試してほしい。
5バックなら右に成瀬、左に森下でもいけますよね、マッシモさん。
それと、中盤も稲垣を抜いたコンビをご検討ください。
米本、長澤、木本、カードは十分です。
何卒、吉田と稲垣にお休みを。。
いずれにせよ、今後が楽しみになる内容でした!
それでは。